あの時の私に会えたなら
こんにちは。
お料理する時、味見するじゃないですか。
意志よわよわでダイエットしている私としては
そんな味見も楽しみだったりするのですが。
今日お送りするお話はそんな楽しい味見タイムが、地獄タイムになった時のお話です。
(これは楽しい味見タイム)
その日は茄子と豚肉で甘辛ーい、しょうが焼きなんて作っていたんですよ。
あ、私めんどくさがりなんでお肉とかなるべく切らずに調理します。
生物切るのは必要最小限に!それがモットーです( ・`д・´)(キリッ
茄子と豚肉に片栗粉をまぶしましてね、脂で焼いた後に甘辛く味付けするのが私的しょうが焼きスタイルです。
お肉もプリっとしますし、片栗粉でトロトロになっておいしいんですよねー(*^-^)
味付けが目分量なので味見をしながら整えていくのですが、いつも適当に入れるため微調整が何回か必要になるんです。
お腹もすいていたのでね、ちょい大きめのお肉を味見してやろうと思い狙いを定めたのですが、ここで私のめんどくさがりがまた発動しました。
味見した菜箸をまたお料理に使うのは嫌だ。
かと言ってわざわざ違う箸を出して味見をするのも、小皿を出してもぐっと口に入れるのも洗い物が増えてめんどくさい。
『、、、菜箸に口が当たらないように、上向いて口開けてお肉を口に放り込む作戦でいこう。
』
このやり方は割と使うんです。そうすればまたその菜箸は料理に使えますし、また味見したいときも同じやり方でやれば洗い物は一切増えませんしね!
でも今回お腹がすいていたこと、
大きめお肉に狙いを定めたこと、
片栗粉でトロトロ素敵に仕上がっていたことが重なり悲劇が起きました。
お肉を掴み口に放り込んだ瞬間、、、
『あっづぃいいぃーー!!!!』
片栗粉をまとった熱々トロトロお肉が唇にペローンと乗っかってきたんです。
熱かった、気を付けようで終わるレベルならよかったんですけど、私的にはなかなかのヤケドを負いましてね。
ヤケドって、冷やしていれば痛くないけれど冷やす行為をやめるとまた激痛が走るじゃないですか。
それが私の下唇に起きたわけです。
ポッテリ腫れて、心なしか少しセクシーになった私の下唇にです。
唇って皮膚薄いですしね。痛くて痛くて。
でもずっと保冷剤で冷やしているわけにもいかない。お料理も途中だし洗い物なんて片手では難しい。
冷やし、外し、痛みが蘇り悶絶し、また冷やしを繰り返しました。
これは困ったと思ったんですが、
その時、
ワタシに
電流走る
ーーーーーー!
このコロナ禍。いつも嫌でも着けるじゃないか。
『 マ ス ク だ 』
保冷剤を口に当て、上からマスクをするというスタイルが誕生した瞬間であった。
まぁ保冷剤に重みがあるので激しく動く事は出来ないですが、それでも格段に過ごしやすいスタイルを手に入れたのです。
お風呂に入る時も保冷剤を持ち込み
(溶ける溶ける)
寝るときも保冷剤onマスクスタイルで過ごし、
何度か痛みで目が覚め保冷剤を交換したりしましたが、
翌日にはすっかり痛みが取れましたー!!
私のお顔の片隅で起こった地味で小さな事件でしたが、
あの時の、あのウッキウキで味見をしようとしている私に会えたならこう言いたい。
『洗い物増えたっていいじゃない。
お皿に出して、お箸でゆっくり
味見なさい』